前回、屋根の雪下ろしについてお話しましたが、最近では工事費が安いのもあり、アルミ製カーポートを取り付けするお客様が増えていますね。
最近は積雪に耐えれる商品も出ています。見栄えも良くて便利なのですが、この時期になると過信しているのか、雪下ろししていないカーポートの梁部分が、雪の重さで荷重がかかり、梁の中央部分が湾曲して下がっているのを良く見かけます。
家のカーポートは積雪1.5MまでOKだから・・・大丈夫!って思ってる方、甘いですよ・・・。
降雪→暖気・・・を繰り返しているうちに、屋根雪は氷や締まり雪になり、かなりな重さに!!!
しかも木材とは違って、一旦湾曲してしまった金属は、雪が消えても簡単には戻らないですよ!!!
3000タイプ(1.0Mタイプ)の場合 新雪 100cm 、 締まり雪 61cm 、 粗目雪 43cm
4500タイプ(1.5Mタイプ)の場合 新雪 150cm 、 締まり雪 91cm 、 粗目雪 65cm
6000タイプ(2.0Mタイプ)の場合 新雪 200cm 、 締まり雪 120cm 、 粗目雪 85cm
がメーカーの目安です。1.0Mタイプや1.5Mタイプで工事した方が多いと思いますが、これを見る限り青森は必ず何回か降ろさないといけませんね・・・。価格がリーズナブルな分、手をかけないといけないって事です。
長く使う為に、こまめに雪の状態を管理しましょう。