先日、十和田で「新住協」の講習会に行ってきました。
「新住協」とは、今では当たり前になっている高気密・高断熱住宅ですが、きちんとした施工をしていないと意味の無い物になってしまうので、きちんとした断熱施工や設備で、いかに熱損失係数(Q値)を減らすかを勉強している会ですね。
青森は冬寒いので、家の断熱性能を上げ、損失を減らし、暖房エネルギーを減らす住宅が必要な地域ですので、デザインや見た目ではわからない中身を、きちんとした施工ができなければいけないのです。
午前中はご好意により、他社さんの自宅を見せてもらいました。サッシや換気設備、断熱や細部にわたるところに工夫があり、大変勉強になりました。なかなか他で建てた住宅って、同業者だと見に行けないもんですから・・・。
午後は断熱メーカーさんの講習会。その時の話しで、
日本は太陽光パネルや設備にお金をかけてエコ住宅と言ってるけど、ヨーロッパは断熱などにお金をかけて、いかにエネルギーを使わないかがエコ住宅という考えです。
設備は故障やメンテナンスがあり、建物をきっちり建てて長く使える建物を・・・という考えは利に叶ってますね。
これからは日本の住宅もヨーロッパを目標にしなければいけないなと思いました。