先日もお話したとおり、外に出ると色んな住宅や屋根を見てしまうのですが、この季節、新築なのに違和感のある家がたくさんあります。
それは、雪庇の付く側の壁面に(北・東側)無落雪屋根に上るタラップが付いていること。
どうしても・・・取り付けする場所がここしかない場合は仕方がないのですが、普通は造る側が考慮してお客様にアドバイスしなければならないと思うんです。
お客様が管理するのに危険な場所にタラップが付いてるのを見ると、お客様はもちろん業者でも屋根に上がるの躊躇うんじゃないのかなって。雪下ろし時にタラップに付いた雪庇の塊を落さないと上がれないわけですから。
それこそ片手で体を支えてタラップ上部の雪落し作業することになるんですよね?危なくて仕様がない。
見た目にこだわってその位置に取り付けしたのなら、問題外ですよね?
本来、北国に住んでいるなら屋根の雪下ろしは各家庭で下ろし、毎年行っている通例行事みたいなもので、とても追いつかない場合や年配の方は、業者に頼むと思うんです。今年みたいな大雪なら、屋根の雪下ろしは必須です。以前も話しましたが、無落雪屋根でも雪下ろししなければいけません。
そうなると、どうやっても危険ですよね!とても管理できないと思います。
実際取り付けしているお客様は、タラップの位置移動など工事したほうがいいです。これから長く住宅管理しなければならないのですから。